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2012年5月

2012年5月13日 (日)

原発がなくなると日本の産業がたちゆかなくなる?

率直なご意見をありがとうございました。

原子力発電がなくなると日本経済が云々、

というのは、原発によって莫大な利益を受けている人の、詭弁です。

もしお連れ合い様が原発関係で儲かっていたらごめんなさい。

日本には、すでに原発を必要とするほどの大工場は、

ほとんどありません。

みんな労働力の安価な外国に移してしまっています。

日本にあっても、労賃の安い外国人を雇用しています。

それもひどい労働条件で。

問題の本質は、電力不足によるものではなく、

グローバル化による労働市場の喪失です。

それは自明のことで、震災以前に始まっています。

かつて日本が安い労働力で、欧米人の労働市場を奪ってきたように、

今や、低開発国といわれたアジアアフリカの労働者に、

労働市場を奪われてしまったので、日本人も職場を失ったのです。

日本だけでなく先進国の不況は、電力の不足とか、経済戦略のまずさとか、

そんななまやさしいことではありません。

グローバル化の波が、津波のように世界に押し寄せているのです。

後進国の人たちだって、そういつまでお人よしで、無知ではいません。

世界はこうして、公平になっていくのです。

先進国が、後進国を搾取できなくなって、

私たちは今後漁夫の利で生きてきた日本がどうなるのか、

不安だし苦しいけれど、当然のなりゆきなのです。

この苦境を他者を搾取することなく、

どうやって生き抜いていけばいいのか知恵をしぼる時代です。

自分の家庭が安泰ならよいのではなく、

東京だけが繁栄していればよいのではなく、

日本だけが良ければよいのではなく、

世界の人々が平等に食べ、安心して暮らしていけるような時代が、

すぐそこまで来ているのです。

まだ悪あがきをしている、一握りの大資本のせいで、

争いは絶えませんね。かなしいことです。

年金基金の失敗は、官僚の怠慢、不正によるもので、

原発喪失のせいではありません。

本当に踏んだり蹴ったりなのは、中小企業と、

そこに働く人たちです。

大企業の下請けや、隙間産業で生き延びてきた中小企業が、

こんな目にあうなんて、許しがたいことです。

官僚が確立した絶対服従の官僚制度の落とし穴に、

みずから落ちた。墓穴を掘るとはこういうことでしょうか。

日本のリーダーは政治家といい、官僚といい、

こんなものだったのかと、がっかりです。

私たちはもう、あなたまかせの政治では生きていけない、

自ら考え行動しなくては、社会はますます混迷を極めるのみ。

私たち庶民は苦しむのみです。

だから私は人々は「知る」ということが必要だと思うのです。

真実を「知る」努力を一人ひとりが責任を持って行いつつ、

かけがえのない隣人を愛し合って生きなければならないと、

そう思っているのです。

原発がなくなると、日本の経済が立ち行かなくなるという、

ごまかしには、決して騙されないでください。

             日本の経済を心配している友へ

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