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2009年6月 4日 (木)

裁判員制度に思う

Imgp6711 裁判員制度が取り沙汰されるようになったころ、真っ先に考えたのは、「人は人を裁けない」という観念でした。

犯罪を犯すほどに追い詰めたれた人間を、法の素人になにができるか、という思いもありました。

「怒れる12人の男」というアメリカ映画も思い出しました。それは、12人の陪審員の中で、たったひとり犯人の無罪を信じる陪審員が、非常な熱意で、常識的で大勢に流されがちな他の11人の陪審員を説得して、とうとうその裁判を無罪に導く過程を描いたものでした。

ひとりの人間が、死刑にされるか否か、あるいは犯人にされるかされないか、その瀬戸際に直面したとき、素人の単純な感覚で何かを判断していいものなのだろうか、と激しく拒否したい気分でした。

しかし裁判員制度が、実際にはどのようなものなのか、いちごはまったく知らないのでした。毎日毎日、日本のどこか家庭裁判所から地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所で行われている、牛歩のような裁判。その全部に常に国民がかかわらなければならないのだろうか、それさえも知りませんでした。

この、よく知らないというところが、問題なのだということに気が付きました。それは、社会全般について言えることです。

よく知らないし、よく考えないで、何かをしたりしなかったりすることが、いちごはあまりにも多いのでした。

この裁判員制度というのは、そういういちごにとって、ただ日常の煩雑にあたふたして生きているだけのいちごにとって、単に自身の生活の利害や快楽に関することだけでなしに、社会の出来事を注意深く考え、自身の生き方を考え直す意味でも、とても重要なチャンスなのだということに気が付いたのです。

せめて、その裁判の間だけでも、未知の他人のアクシデントに立会い一緒に考えることよって、この現代社会にはびこっている、情報過多からくる無関心と、社会不安ゆえの利己主義と、未知ゆえの思い込みと、不干渉主義からくる冷淡さから抜け出して、不十分ながら国民としての強制的に科される納税などの義務だけではない、積極的な義務を果たす端緒になれば、このなまけもののいちごにとっては、いいことかもしれないと思ったのでした。

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コメント

「怒れる12人の・・・」懐かしい映画ですね。私も見ましたが、此れが日本でも現実に成るなんて・・・素人が裁判の罪を判定するのは、難しい事ですね。プロの裁判官でも間違いがあって、問題になって謝罪しています。さて、梅雨になり蒸し暑い日が続きます。最近の新聞に☆☆☆・・日本は古来瑞穂の国といはれて豊かな実りを保障する河川や潅漑用水があったが、其れでも日照りが続くと村々で水争いがあって、「水盗人」が発生しました。地球でも温暖化の現象に合わせて人口増加の為に国際間でスケールの大きい「水盗み」が起きて、他国の水源地を丸ごと買い占める利権ビジネスが横行しているそうです。営林当局がもっとも警戒しているの国には、人口増加と砂漠化で枯渇が懸念される中国の企業活動が、警戒されています。実際最近日本の水源地を買い占めて、大量の水をペットボトルに詰め替えて巨大コンテナで本国に運び出して、日本の名だたる名水ならば高値で売れるので、中国のターゲットは日本の豊かな水源地の深山幽径であり。昨年あたりから森の地上げ屋が日本各地の静かな山村に現れている様です。三重県大町辺りでは以前から中国訛りの声で山林買収の問い合わせや役所に現れた人物は中国名の名刺と共に「立ち木と土地 を買いたい」と持ちかけられたが「水源地」なので駄目と答えたら、日本の不動産屋から土地が買いたいとの電話があった等、現在日本の水源が狙われている様です。・・・・今狙われたのは大台ケ原の麓にある約1000ヘクタールの私有地。 東京デズニーランドの20個分の広さの土地が、昨年7月に町や役所が手出しが出来ないままに、所有権が東京の不動産屋に移っています。此れにも中国の影が見える様です。国会では、「鳩の乱」とか騒いでいますが、総理大臣も日本の水源の危機が解っているのか心配です。解った頃には日本の水が中国に向かって流れていて、水不足日本と成っているでしょう。・・・・此れは某有名新聞の社説の記事の一部ですが、何故か水に対して無関心な日本の水源にゾットする記事でした。



投稿: 黄昏呆助 | 2009年6月15日 (月) 15時11分

黄昏様
日本の水が狙われているなんて、少しも知りませんでした。
資本主義的な、利益最優先の商売をしていると、
中国もこのようにあつかましくなるのでしょうね。
日本もかつて、電気もない低開発国へ行って電気洗濯機を売りつけたり、アンテナもない地域にテレビを売りつけたりしてエコノミックアニマルと揶揄され、
国際社会の顰蹙をかっていましたが、中国も同様な手口で利益を追いかけ始めたのですね。
世界の食料は、40パーセントの人々の独占と飽食によって60パーセントの人々が飢えているといいます。
いちごは貧乏なくせに、まだ豊かな日本の食料事情のお陰で十分に食べることができ、あげくの果てに太りすぎを懸念して、運動などでまぎらして、ちょっと恥ずかしいです。

投稿: 貴市呉いちご | 2009年6月15日 (月) 20時37分

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