原発がなくなると日本の産業がたちゆかなくなる?
率直なご意見をありがとうございました。
原子力発電がなくなると日本経済が云々、
というのは、原発によって莫大な利益を受けている人の、詭弁です。
もしお連れ合い様が原発関係で儲かっていたらごめんなさい。
日本には、すでに原発を必要とするほどの大工場は、
ほとんどありません。
みんな労働力の安価な外国に移してしまっています。
日本にあっても、労賃の安い外国人を雇用しています。
それもひどい労働条件で。
問題の本質は、電力不足によるものではなく、
グローバル化による労働市場の喪失です。
それは自明のことで、震災以前に始まっています。
かつて日本が安い労働力で、欧米人の労働市場を奪ってきたように、
今や、低開発国といわれたアジアアフリカの労働者に、
労働市場を奪われてしまったので、日本人も職場を失ったのです。
日本だけでなく先進国の不況は、電力の不足とか、経済戦略のまずさとか、
そんななまやさしいことではありません。
グローバル化の波が、津波のように世界に押し寄せているのです。
後進国の人たちだって、そういつまでお人よしで、無知ではいません。
世界はこうして、公平になっていくのです。
先進国が、後進国を搾取できなくなって、
私たちは今後漁夫の利で生きてきた日本がどうなるのか、
不安だし苦しいけれど、当然のなりゆきなのです。
この苦境を他者を搾取することなく、
どうやって生き抜いていけばいいのか知恵をしぼる時代です。
自分の家庭が安泰ならよいのではなく、
東京だけが繁栄していればよいのではなく、
日本だけが良ければよいのではなく、
世界の人々が平等に食べ、安心して暮らしていけるような時代が、
すぐそこまで来ているのです。
まだ悪あがきをしている、一握りの大資本のせいで、
争いは絶えませんね。かなしいことです。
年金基金の失敗は、官僚の怠慢、不正によるもので、
原発喪失のせいではありません。
本当に踏んだり蹴ったりなのは、中小企業と、
そこに働く人たちです。
大企業の下請けや、隙間産業で生き延びてきた中小企業が、
こんな目にあうなんて、許しがたいことです。
官僚が確立した絶対服従の官僚制度の落とし穴に、
みずから落ちた。墓穴を掘るとはこういうことでしょうか。
日本のリーダーは政治家といい、官僚といい、
こんなものだったのかと、がっかりです。
私たちはもう、あなたまかせの政治では生きていけない、
自ら考え行動しなくては、社会はますます混迷を極めるのみ。
私たち庶民は苦しむのみです。
だから私は人々は「知る」ということが必要だと思うのです。
真実を「知る」努力を一人ひとりが責任を持って行いつつ、
かけがえのない隣人を愛し合って生きなければならないと、
そう思っているのです。
原発がなくなると、日本の経済が立ち行かなくなるという、
ごまかしには、決して騙されないでください。
日本の経済を心配している友へ







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